Forguncy ServerはWindows版とLinux版が提供されています。
ここではWindowsへのForguncy Serverのインストール方法を説明します。LinuxへのForguncy ServerのインストールについてはForguncy Serverのインストール(Linux)を参照してください。
インストール要件の確認
必要システム構成を確認し、インストールしようとしているコンピューターの環境が必要システム構成を満たしているかどうか確認します。
Windows版のForguncyをダウンロードします。
納品メールの本文に記載されているURLにアクセスして、インストーラーのZIPファイルをダウンロードします。
ZIPファイルを解凍します。
ZIPファイルには次のインストーラーが含まれています。
ファイル名 |
説明 |
forguncy_builder_8_x_x_x.exe |
Forguncy Builderのインストーラー |
forguncy_server_8_x_x_x.exe |
Forguncy Server(Windows版)のインストーラー |
※xの部分には、インストーラーのバージョンによりそれぞれ異なるバージョン番号が入ります。
Forguncy Serverをインストールします。
解凍した次のファイルを実行します。
forguncy_server_8_x_x_x.exe
画面の指示に従ってForguncy Serverをインストールします。
正常にインストールが完了するとForguncy Serverの機能、およびForguncyサーバー管理ポータルがインストールされます。
参考:
インストーラーを実行すると「.NET 8」も一緒にインストールされます。すでに「.NET 8」のがインストールされている場合は、「.NET 8」のインストールは実行されません。
Forguncy Serverで公開したアプリケーションを使用する場合は運用ライセンスが必要になります。運用ライセンス認証の手順を参照してください。
Windowsの[設定]-[[アプリ]の「アプリと機能」で次の項目をアンインストールします。アンインストールしてもユーザーアカウント情報は削除されません。
Mescius Forguncy 8 Server
Forguncy Serverのアップグレードインストール動作がサポートされるのはバージョン4、およびバージョン6からです。それよりも前のバージョンがインストールされている環境の場合、アップグレードインストールではなく、そのバージョンのForguncy Serverをアンインストールしてから新規にインストールしてください。
注意:
Forguncy Serverをアップグレードインストールしても、運用中のアプリケーションが自動的にアップグレードされることはありません。そのままの状態では、以下のメッセージが表示されForguncy 8 Server上では動作しません。
基本サーバーライセンスが登録されていないため、このアプリケーションを実行できません。
Forguncy Serverのライセンスが登録されていない場合、アプリケーションは、発行日を含めて3日経過すると利用できなくなります。
これらのアプリケーションをForguncy 8 Server上で動作させるには、Forguncy 8のアプリケーションとして再発行する必要があります。具体的な方法については、旧バージョンからの移行を参照してください。
本ページのインストールの手順に従い、Forguncy Serverをインストールしてください。旧バージョンのForguncy Serverがインストールされている環境の場合、自動的にアンインストール処理が行われた後に、Forguncy 8 Serverのインストール処理が行われます。そのため、以前のバージョンのForguncy Serverを事前にアンインストールする必要はありません。このとき、バージョン6のForguncy Serverからのアップグレードインストールの場合には、ユーザーアカウント情報を引き継ぐために旧バージョンと同じフォルダーへとインストールする必要があることに注意してください。
アップグレードインストールの場合、次の確認メッセージが表示されます。インストールする前に、記載事項を実施したことを確認してください。
バージョン4からのアップグレードの場合
バージョン6からのアップグレードの場合
バージョン4のForguncy Serverからのアップグレードインストールの場合、ユーザー情報は引き継がれません。ユーザーアカウント情報のバックアップと復元に記載されている方法にしたがって、バックアップファイル(FUBAK)ファイルからユーザーを復元します。
バージョン4のForguncy Serverからのアップグレードインストールの場合、Forguncyアプリケーションの自動バックアップ設定は引き継がれません。バックアップと復元(サーバー管理ポータル)に記載されている方法にしたがって、再度自動バックアップの設定を行います。
Forguncy Serverサービスの実行アカウントを変更していた場合、再度Forguncy Serverサービスの実行アカウントの設定を行う必要があります。
「ForguncyServerWindowsService.exe.config」ファイル内の設定値を変更する方法で各種保存フォルダーの場所を変更していた場合、サーバー管理ポータルの[保存フォルダー]画面より、GUIにてそれらの設定を行う必要があります。詳しくは、保存フォルダーを参照してください。
メール送信機能を使用していた場合、メールサーバーの設定に記載されている方法にしたがって、再度メールサーバーの設定を行う必要があります。
認証プロバイダーを使用している場合、Forguncy 8 Serverではバージョン8用の認証プロバイダーを使用する必要があります。認証プロバイダーから対応するバージョン8用の認証プロバイダーを入手し、再設定を行ってください。
バージョン6のForguncy Serverからのアップグレードインストールの場合、パスワードポリシーとアカウントのロックアウト設定は引き継がれません。アカウントセキュリティを参照して再設定を行ってください。